入社手続き、ちゃんとできていますか？中小企業にありがちなミスと社労士活用のすすめ
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新入社員を迎える前に確認しておきたい「入社手続き」の基礎知識
社員を迎え入れることは、企業にとって嬉しい出来事。
しかしその一方で、入社時の手続きに不備があると、後々トラブルや法的リスクにつながることも。
この記事では、中小企業でよくある入社手続きの漏れ・注意点を整理し、
**正確・効率的に手続きを行う方法（社労士との連携）**をご紹介します。
入社手続きって、具体的に何をするの？
以下のような手続きが「入社時」に必要になります：
■ 必須の入社手続き一覧
| 区分 | 手続き内容 |
|---|---|
| 本人確認・契約 | 雇用契約書の作成・署名、労働条件通知書の交付 |
| 社会保険・労働保険 | 健康保険・厚生年金保険の資格取得届、雇用保険被保険者資格取得届 |
| 税務関連 | 扶養控除等申告書、住民税の特別徴収届出 |
| その他 | マイナンバー取得、通勤経路・交通費申請、健康診断の案内 |
よくある「入社手続きのミス」5選
① 雇用契約書を作成していなかった
口頭での内定 → 就業開始 → トラブル時に「言った・言わない」の水掛け論に。
② 社会保険・雇用保険の手続きが漏れていた
未加入期間中にケガをして労災申請不可に…という重大リスクも。
③ マイナンバーの取り扱いが不適切
社内PCにパスワードなしで保管 → 情報漏えいの恐れあり。
④ 就業規則・服務規律を伝えていなかった
後々の懲戒・退職処理で「聞いていない」と反論されるケースも。
⑤ 書類が個別でバラバラに保管
労基署や年金事務所の調査時に「書類が出てこない」ことも。
チェックリストで漏れ防止！
■ 入社手続きチェックリスト（抜粋）
✅ 雇用契約書の作成・交付
✅ 労働条件通知書の作成・交付
✅ マイナンバー収集・保管記録
✅ 社会保険・雇用保険の資格取得届
✅ 扶養控除申告書の取得
✅ 年金手帳・雇用保険被保険者番号の確認
✅ 健康診断の実施
✅ 社内規則の説明・同意書取得
✅ 通勤経路・交通費の申請受領
→ 上記を期日管理とセットで管理するのが理想的です。
手続きの負担が多すぎる…という方へ
中小企業では、こうした業務を経理・事務スタッフが兼任していることも少なくありません。
その結果、以下のような問題が起こりがちです：
- 社会保険の届出を忘れていた
- 雇用契約書が整っていない
- 入社日を間違えて書類提出
- 手続きが遅れて給付や助成金に影響した
そんな時は、社労士のサポートを
入社手続きは「書類のやり取り」ではなく、法的・制度的な正確さが求められる業務です。
■ 社労士ができるサポート内容
| サポート項目 | 内容 |
|---|---|
| 手続き代行 | 社会保険・雇用保険の資格取得手続き |
| 書類作成 | 雇用契約書・労働条件通知書の作成支援 |
| 社内規程 | 規則説明、誓約書の作成サポート |
| 年度更新連携 | 入社情報をもとに年末調整・算定基礎にも活用可能 |
→ 専門家のサポートがあれば、「知らなかった」では済まされない手続きの不備を防げます。
実例：従業員9名の事業所様
- 毎回手続きがバラバラで、記録が残っていなかった
- 社労士に依頼後、「入社書類パック」として一元管理
- 新入社員への説明・書類配布もスムーズに
- 入社月の社会保険料計算も正確になり、トラブルがほとんどなくなりました。
まとめ：入社手続きは“最初の信頼構築”
入社手続きは、従業員との最初の接点。
ここでのミスや曖昧さは、「この会社、大丈夫かな？」という印象につながりかねません。
入社手続きの整備・代行は、社会保険労務士法人にお任せください
当法人では、
- 入社書類テンプレートのご提供
- 社保・雇保等の手続き代行
- クラウド勤怠や労務管理アプリとの連携支援
- 入社時の就業規則説明・誓約書整備サポート
をワンストップで対応いたします。
📩「入社手続き、これで合ってる？」と思ったら
ぜひ一度、樋口社会保険労務士法人へご相談ください。
貴社の現状を確認し、最適な仕組みをご提案いたします。
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