エクセルでの給与計算、まだ続けますか?その限界とクラウド化・外部委託のすすめ
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中小企業の約半数が「給与計算をエクセルで行っている」現実
現在も多くの企業がExcel(エクセル)で給与計算を行っています。
特に10人未満の企業では、手間を惜しまず自作のフォーマットで計算するのが一般的です。
しかし、その運用を続けていく中で、
- 「金額が合わない…なぜ?」
- 「入力ミスで社会保険の納付額が間違っていた」
- 「従業員に“手当が違う”と指摘された」
など、“ヒヤリ”とする場面を経験していませんか?
今回は、エクセルでの給与計算の問題点と、クラウド化や社労士への委託のメリットを、中小企業向けにわかりやすく解説します。
エクセルで給与計算を行う際の主な問題点
① 手計算・手入力ミスのリスクが高い
関数の崩れ・行ずれ・数式削除などの“人為的エラー”が、給与額の誤りや税額ミスを引き起こします。
✅ 社会保険料の端数処理がずれて、毎月差額が発生していたケースも…
② 法改正への対応が難しい
エクセルでは、税率・保険料率の自動更新がされないため、法改正時に誤った計算式を使い続ける可能性があります。
✅ 「住民税率が前年のままだった」などの事例が後を絶ちません。
③ 属人化しやすく、引継ぎに弱い
計算式や処理ルールが個人に依存しているため、担当者が退職・休職した際に再現できないケースが多発します。
④ 機密性・セキュリティに不安
ローカル保存・USB管理などは情報漏えいや改ざんリスクが高く、個人情報管理の観点でも問題があります。
クラウド給与計算ソフトを導入するメリット
エクセルに代わる選択肢として、クラウド型給与計算ソフトの導入が進んでいます。
■ クラウドソフトの主なメリット
項目 | 内容 |
---|---|
自動計算 | 法改正に即時対応、社会保険・税率を自動更新 |
業務効率化 | 勤怠データと連携すれば自動反映も可能 |
安全性 | セキュリティ対策・ログ管理あり |
アクセス性 | 社外からも確認・入力が可能 |
バックアップ | 常時自動保存、PCトラブル時も安心 |
→ 「給与計算に時間をかけたくない」「ミスを減らしたい」中小企業には特におすすめです。
社労士に委託するという選択肢も
「クラウド化しても設定や操作が不安」
「もっと確実に処理して、責任の所在も明確にしたい」
そんな企業には、社会保険労務士に給与計算を委託するという方法もあります。
■ 社労士委託のメリット
- 社会保険・労働法にもとづく適正な計算
- 年末調整・算定基礎・労働保険年度更新など関連手続きも一括代行
- 就業規則との整合性チェックも実施
- 担当者の急病・退職などに関係なく業務を安定化できる
Q&A:よくある質問
Q1. エクセルからクラウドに移行するには何が必要?
→ 初期設定に必要な情報(社員データ・勤怠ルール等)を整理する必要があります。社労士が移行支援するケースもあります。
Q2. クラウドを導入しても社労士への委託は必要?
→ 業務量や社内体制により異なりますが、「導入+運用支援」までをセットにして社労士に依頼する企業が増えています。
まとめ:「なんとか回っている給与計算」に潜む危険
給与計算は、“なんとなく”では許されない業務です。
エクセルでギリギリ回している状態は、
- ミスの温床
- 担当者依存
- 法改正に非対応
といった数多くのリスクを抱えています。
「給与計算をもっと安心・正確にしたい」と思ったら
当法人では、
- エクセル運用のリスク診断
- クラウドソフト導入支援(freee/マネーフォワード/弥生など)
- 給与計算業務の完全外注・月次顧問対応
- 年末調整・社会保険手続きとの一括支援
を行っております。
まずは「今のやり方で本当に大丈夫か?」を一緒に見直してみませんか?
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